2021年01月07日

点と天に燈が宿り

冷え込む瞬間は

雪国で生活した日々を懐かしむ。


延々と続くような雪道を

トレースの何もない雪山を

風の音と
己の鼓動が
静かに重なる瞬間が

たまらなく愛おしい。

今此処にいても
一瞬で

過去現在未来を行き来する思念。


今この瞬間

時の渦の中で

私という渦を描く。

雪に恋して生きた私と

からっ風に包まれる私は

同じ時を紡いでる。


永遠ではないから美しい

私は今ここにいる。

私を生きているようで、
私までの命のつながりと共に生きている。

ワレ
揺らぎの中に

たたずむ。



ゆらぎ
ゆらめき

幾星霜にて
此処で点となる。

……………………………

『地球暦2021』

間も無く入荷です!!

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